正義の反対もまた別の正義である 〜薔薇水晶考察〜

 ローゼンメイデンの第7ドール。
ローゼンの作った七女は雪華綺晶
槐が生み出した七女は薔薇水晶ですね。


 どっちも第7ドールでいいわけです。
薔薇水晶誕生秘話をアニメあたりで
雪華綺晶と絡めて掘り下げてくれればいいのですが……


 前ふりはこのくらいにして、このブログのドールごとの考察的なものは、
薔薇水晶からスタートしてみようと思います。
とりあえずは公式的なプロフィールから。


 薔薇水晶、愛称は「ばらしー」「ばらりん」、身の丈95cm程度、
ビスクドールの平均的な重さから逆算しての(※)彼女の体重は
およそ3.5kg。基調となる色は紫色です。
(※:身長cm÷27.2=体重kg。10サイト程ビスクドールのサイトを巡り
 データを取った結果この式が考えられました。)

 
 アニメのみの登場で、第2期の1話からその姿をあらわします。
ポジションは敵役、オヤジである槐の「師匠超え」のためだけに
アリスゲームを戦っていきます。


 途中、槐が真紅に入れ込んだ時には、感情を出さない彼女が
怒りをむき出しにしてジュンに詰め寄りましたね。(2期12話)
そう、ここには父親への愛があるのです。愛ゆえに……愛ゆえに。


 槐への愛を貫き通し、儚い最期を遂げたあの最後の
シーンは何度観ても泣けます。いや、もう、思い出す
だけでも目頭が熱くなります。


 決して悪ではないのです。概念的には、「悪」の
ポジションについてしまうのですが、そこには「愛」しか
ないわけで。槐への愛は通じています。正義の反対も、また正義なのです。


 そんな彼女の純情は、ドラマCDの番外編でも垣間見えます。
槐と白崎と薔薇水晶でコントをやってるアレです。
槐たちの要求に臆することなく、色々な面を見せてくれます。


 いつかは、すべての争いから解き放たれ、
純粋に愛を見せてくれる時がくることでしょう。


おまけ




 ご存知の方もいらっしゃると思いますが、
これは、自分が以前2chシベリアローゼンスレでうpしたものです。
新装版のポストカードのイメージで描きまして。