俺と薔薇乙女の二次創作物語

 さて、今回は俺シリーズ…… 
第2弾はSSでいきます。


 俺が薔薇乙女SSを初めて書いてスレに貼ったのは、
2009年4月12日。意外にも、SS書くためにスレ建てて
そこに掲載という形ではなく、キャラスレの中での発表でした。


 それは、雛苺が停まったまま3年経った後の桜田
での話で、ジュンが高校を辞めているという、今とは
まったく別の設定で描いたものでした。


 ジュンはふと床のクレヨンの跡を見つけ、記憶を辿り
巴の家に久々に赴いて、そこで2人、雛苺と過ごした日々
を、巴の部屋のおもちゃ缶とともに振り返る、という話。


 細かい言い回しのグダグダ感はあったものの、多く
評価をいただき、ついには某まとめブログにまで掲載
され、そこでも多くのコメントを頂きました。


 んで、俺はその次の日も薔薇乙女SSを書きたくなり、
ドールの1日を時間ごとに描いたSSを投下しました。
最初は雛苺でした。書き終わって、ふと思い立ちます。


「これは全員分書いてみよう」


 というわけで、8日連続でSSを投下しました。
そして、なぜ平穏が戻ってきたのか?を書きたくなり、
連作の中でも触れていたこともあり、それもSSに起こしました。


 本文は、キャラ名台詞と効果音だけでは表現しづらいところも
描くべく主役たるキャラが語り部となり、一日を振り返っていく
というスタイルをとりました。


 以降もいくつかSSを投下しますが、その板の名前は
VIP。流行り廃りの多い板です。ローゼンも例に漏れず、
SSも同じでした。秋が過ぎれば冬が来ます。
飽きが来れば、寒い不毛な争いも激化します。


 銀SSを書いた時には、SSを排斥せんとするヤツラの血眼に
とまってしまい、人数も多く、荒らされ、トリップを割られ、
SSを終わらせられ、惨状の一語に尽きる状態に陥りました。


 6月20日、ばらしーと槐の話を最後に、俺はVIPでローゼンSS
を投下するのを止めます。それ以降、たまにローゼンスレを
見つけてはレスしてみたり、薔薇乙女が人形ではない設定の
スレへのSS投下を半年くらい続けました。


 8月、ふらふらとローゼン過去ログ倉庫をさまよっている時、
アニキャラ総合のSSスレに出会います。そこは、取り立てて
ネタに爆走することなく、つれづれとSSが展開されるスレでした。


(後で知ったのですが、そこも7スレ目あたりまでは殺伐とし
まともな投下もままならなかった時代の痕跡がありました。)


「ここなら……」
以前VIPに投下したSSの「2版」ともすべきSSを、
このスレに投稿しようと決意。加筆修正を重ね、
ついに8月18日、今も続くSSシリーズの第1話を投下します。


 ともかく、支援とサル回避以外、横槍が来ないのが
大きかったと思います。また、多くの巨編を読むことが
出来て、非常に大きな刺激となりました。


 連作以外で描いた話も修正し、盛り込み、たくさんの
支援と乙を頂いて、現在31話まで投下しています。


 変わらない所はサブタイトルの「XX(とYY)の○○(漢字)」と
主役が語り部となり、基本3行ごとに1段落で一日を振り返っていく
地の文スタイル、場面ごとに時刻が入っている点……ですかね。



 次回の俺シリーズは……ローゼンの世界観でも
書こうかと思います。



……ややもするとSS、50話、いや3桁話いくかも……
何にしても、うまく完結させたいです。
次のローゼン本編掲載までには、次の話を投下できるよう頑張ります。

 ただ、昨今の規制地獄に巻き込まれた場合、どこか別なところに
投下するかもしれません。