ツンとデレは使いよう 〜翠星石考察〜

 ドールズ考察の第3弾は、第3ドールの翠星石で行こうと思います。
……もとい! 行こうと思うですぅ!
薔薇乙女の中で一番ツンデレな彼女の考察ということでここはヒトツ。


 口調は基本的にかしこまっていますが、語尾に「ですぅ」を付ける
何とも独特な喋りをします。これは海外でも人気で、「desu」といえば
この彼女のことを指したりします。


 基調となっている色はもちろん緑。これは双子の妹・蒼星石の色と
並んで、「アオ」と呼ばれていますね。ちなみに双子である所以は、
ローザミスティカがまったく同じ形の双子石という所から来ているようです。


 身の丈は85cmほどですが髪の毛もドエライ長い。翠星石のフィギュアを
俺は3種持っていますが、どれも地面につかんとする勢いです。
左右で二巻ですね。頭巾はチャームポイントの一つです。


 服は上半分は蒼星石のものと同じで、色が違うだけですが
下半分は翠星石はデカいスカート、蒼星石はニッカポッカと
対称的になっています。眼の色も違いますね。


 翠星石は自身から見て右眼が赤、左眼が緑です。蒼星石はこれが逆です。
髪の分け目は緑色の瞳の上です。面白いことに、8体のドールは
それぞれ2体ずつで4組の対になってるんですよね。


 翠に光る人工精霊スィドリームの力を借り、「庭師の如雨露」
に水を満たし、植物に潤いを与えるのが彼女の特技。世界樹という
全ての生命の樹の根幹たる巨大な植物を扱えます。


 彼女は雪華綺晶をして「烈しい」性格で、これは時たま見せる
感情をむき出しにした台詞からうかがえます。素直になりきれず
にいることもありますが、本心は姉妹を気遣える優しい乙女です。


 PHASE38では、雛苺の代わりをなんとか努めようと躍起に
なっていた金糸雀を励ましていました。これは新装版1部3巻の
裏表紙の翠星石の台詞になっています。


「言葉に出来ない悲しみは乗り越えるしかないのです」


 雛苺とは一時犬猿の仲ともとれるほどよく喧嘩をしていましたが
翠星石には雛苺の存在は桜田家における仲のいい遊び相手であった訳で…
チャンバラとかして遊んだこともあったようです(TALE3)。
アニメでは一緒に昼寝などしていましたね。


 また、蒼星石のことを非常に気にかけており、過去にはここから
擦れ違いが起きて悲劇を招くことがありましたが、TALE12で
スタアが遅れてやってきたことから再会は訪れます。


 そして翠星石最大の見せ場がジュンとのツーショット。
どうやらこの子、ジュンに気があるようですが中々素直になり切れず
いつもきつい言葉を浴びせてしまいます。


 が、これは愛情の裏返しで、アニメではジュンの胸に抱かれて泣いた
こともありました。
そう、翠星石はジュンと契約しているのです。


 翠星石の一連の「ののしり語録」はCD化までされ、多くのファンが
翠星石にあーだこーだ言われて楽しんだようです。


 料理が得意な描写があり、その代表作は「スコーン」。
元気な朝は翠星石のスコーンからスタートさせれば、よい一日を
過ごすことができることこれ請け合い……ですぅ?